肉質について

	このサンプルは、A-5の米沢牛です。ロースの芯が大きく、刺し（脂肪）の入りも十分です。ちょっと肉のめは、若干粗いですが、この刺しの量ときめの細かさが、食べるととろける食感を生むのです。肉以外の別なものを食べている感じです。この様な上等なお肉は、へたなソースを使ってはいけません。塩胡椒やワサビと醤油など、簡単な味付けで素材の美味しさを楽しんで下さい。鮮度が良ければ芯の部分は牛刺しでも美味しいです。（ロスが出るのでもったいないですが）
	このサンプルは、A-4米沢牛です。こちらもなかなか良い肉質です。芯も大きく形も良いです。A-5の肉質と比較しますと、刺しの量が少し少なく、刺しの入り方が荒くなっています。食感はA-5とA-3の肉質の中間といったところでしょうか。A-5と比較すれば、A-5ほどのとろける柔らかさはありませんが、非常にジューシーで、申し分なく美味しいお肉です。
	このサンプルは、A-3米沢牛です。A-5を見た後では見劣りしてしまいますが、こちらのお肉も非常に柔らかく美味しいお肉です。ジューシーですが、やはり美味しいお肉なのです。このクラスのお肉でもやはり高級和牛なのです。この下にA-2、A-1クラスの一応格付けを持ったもの、その下には国産牛といわれる（国内で肥育されたホルスタインなど、スーパーなどでもこの表示見たこと無いですか？国産牛は和牛ではありません）格付けを持たないもの、更に輸入牛があります。